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2008年8月31日 (日)

クルシマ製作所 おねがいティーチャー 風見みずほ(ダウンヘアー) 原型師直伝の簡単ディテールアップにチャレンジしましたよ!

よつばとフィギュアさん、萌特化書店員さん、徒然Blogさん、レビュー紹介ありがとうございました!

今日は2006年8月に発売された品、クルシマ製作所 コールドキャスト製塗装済み完成品 風見みずほ(ダウンヘアー)であります。今回はクルシマ製作所のサイトにあります、原型師の慶子氏直伝のディテールアップ解説、「慶子の簡単Detail upにチャレンジしてみました。

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大変に色っぽくなりましたよ! ちなみにディテールアップポイントは、上にも書いたクルシマ製作所のサイトに詳しいですが、1.傾き修正 2.瞳にツヤを 3.唇をお姉さんぽく 4.頬の赤みを増やす の4点であります。

詳しい作業内容の説明はクルシマのサイトをご覧いただくとして、それにプラスできる情報を。

1.傾き修正
買った当初は微妙にバランスが悪いので、ラジオペンチで足の裏の真鍮線を曲げます。ちょっとづつ、ちょっとづつで力を入れます。ほんのちょっと曲げるだけで十分。

2.瞳にツヤを
瞳は確かに全くテカリが無いのでちょっとイメージダウン。エナメルクリアーでつやを入れます。クリアーを適度な粘度に薄めて、面相筆でちょちょい。

3.唇をお姉さんぽく
これも口元は、最初は一文字にスミ入れがされているだけなのでちょっぴりサミシス。しかし塗料を調合し、ラップを使って確認しながら、、、という方法は私には敷居が高く感じたので、私はコピックのピンクで紅をいれ、その上からクリアでツヤを入れておしまいw テラ手抜きww

4.頬の赤みを増やす
これは非常にカンタン、かつ効果的! ほかのフィギュアでもイマイチお顔に色が足りないときは、有効に使えると思いますよ! パステルを#1000のペーパーで削って粉を作り、それをほぐした綿棒でチョンチョンとつけるだけ! つけすぎたら消しゴムで調整~。私はパステルはヌーベル カレーパステルの#14ローズを利用しました。画材屋さんにいけば売ってます~。

という感じのカンタンディテールアップです。作業前の写真を撮っておけばよかったのですけれど、撮らなかったので、、、、すみません~。

さて、前置きはこの辺にして、ここからは肝心のフィギュアのレビューです。

先ずは全体をば~。

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慶子氏お得意の非常に女性らしいふくよかなボディラインが、このみずほ先生でも大いに生かされております。母性を感じさせるようなイメージとでも言いましょうか。クルシマの原型師でいうなら、片山氏は女性のカワイサを感じさせてくれますが、慶子氏は女性の優しさを感じさせる造型師さんだと思います。

各部のアップを上から~。

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コールドキャスト製なので、凄くエッジの効いた造型です。

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セーターのもこもこ感も、うまく表面の処理で再現しております。

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正面から。もちろんセーターは一体整形ですが、中の身体を感じさせてくれる皺やたわみです。

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非常に綺麗な造型の髪。コールドキャストの本領発揮ですね。「ダルさ?なにそれ?」みたいな。その弱点としては「折れやすい」ってのがあるわけですけれども。作業するときも持つのが怖かったですw

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胸は・・・・もう、言えることは一つしかありません。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい! おっぱい!
 ⊂彡

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい! おっぱい!
 ⊂彡

  _  ∩                
( ゚∀゚)彡 おっぱい! おっぱい!
 ⊂彡

以上!!

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セーターの質感や髪の流れ方、髪を書き上げる手。全てが柔らかなイメージ。コールドキャストということを忘れてしまいそうです。

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斜め左後ろから。しっかしすごいおっぱいwww

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まくったセーターの皺のより方もスバラシス。間違いなくセーターです。

下半身に移っていきます。

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後ろから見るとまくりあがったセーターの下から、レースのパンティが丸見え。

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一方、前から見ると、チラリズムの妙です。

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手は、爪の造型はもちろん、指の関節まで感じさせてくれます。

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モールドで表現されたレースのパンティー。塗装の巧みさでレースらしい肌の透け方を再現しております。また左尻のたわみがもう、、、神!w

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そして、スラリと伸びた肉付きのよい足。ほんっとやわらかそう。

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フィギュアの足に見えませんね~。この肉付きのよさが慶子氏の特色でしょうか。

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そして足元。コチラも手に負けず劣らずリアルな造型。この右足が少し浮いていますが、購入当初はこれがついてしまっています。ディテールアップの1.傾き修正 は、これくらい浮くのを目標に真鍮線を曲げるとよいかと。

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このみずほ先生、ほんと~~によい品ですね。ただ値段が高いのがネック(定価が16800円)だったようで、各地に在庫はある模様。私は、その蔵出しバーゲンに運良く出会うことが出来ました。コールドキャストは値段が高いこと、パッケージが厳重に梱包されているため中身を確認できないこと、PVCに比べて取り扱いに注意が必要なこと、などのの点によりかなり敷居が高かったので、いままであまり手にしてきませんでしたが、このみずほ先生との出会いはホント幸運でした。

また、慶子氏のディテールアップ講座もホント参考になりました。特にパステルによる頬の赤みUPはほかのフィギュアにも有効に使えると思います。私はこのブログでもいくつかフィギュアをちょっぴりいじったりしていますが、エアブラシやリューターといった本格装備は持っていません。カンタンおきらく改造主義を志す私にはほんとこういうちょっとしたテクニックが凄く参考になります。模型誌に書いているようなテクニックは私には難しすぎてwww 

というわけで、クルシマ製作所 おねがいティーチャー 風見みずほ(ダウンヘアー) 原型師直伝の簡単ディテールアップにチャレンジしましたよ!でした。

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