モノトーンの世界。
いや~、雪、凄かったですね。南斜面はまだマシで普通に歩けるくらいだったのですが、主脈を超えて北側に抜けた途端、場所によっては腰まで埋まるほどの雪。 このまま突っ込むと日が暮れてしまうでござる。というわけで、今回は日帰りの予定だったのですが、あまりの雪に予定を変更して山小屋に泊まることにしました。
以下、写真をつらつらと。

大倉尾根を塔ノ岳に向けて登る。この頃はまだ全然余裕。わーい、雪だ雪だ!ってなところだったのですが。

標高を上げるに連れて、どんどんモノトーンの世界に。まだこの辺も余裕です。

冬山装備の私。基本的な冬山の服装は、速乾性の全身下着上下、中厚フリース上下、ゴアテックスの冬用アウターシェル上下と3層構造の重ね着です。このときは上にセーターを一枚追加してました。基本的に登山では行動時に分厚いダウン等を着ることは無く、重ね着のインナーを入れたりして暑さを調整します。・・・気温が低くても、行動時は暑いんですw

風下側に数センチ成長した樹氷。俗にエビのしっぽといわれます。
塔ノ岳を越えて丹沢山へ続く道。この辺りから雪も深くなってきます。

ずっと吹雪いてましたが道はわかりやすいのでまようことは無く。しかし道を踏み外すと、股まで足が沈むのには難儀。

そんなこんなで丹沢山到着。看板は樹氷と同様にびっしりと氷が張り付き読めませんw
この丹沢山山頂に付いたところで12時くらい。既に予定時刻を30分ほどオーバーしておりまして。山頂小屋の小屋番のニーチャンにこの先の道の状況を聞いてみたところ「カナリ深いからね~。今からだったら、日が暮れちゃうかも。ちょっと行ってみてダメだったら引き返しな~」とのお言葉。まぁとりあえず、ちょっとは行ってみようというわけで、北面の斜面を降り始めたところ。

これは凄い。太ももまで埋まりながらラッセルです。道を踏み外すと腰まで埋まります。一度ヒザで雪を崩し固めてから一歩を踏み出し、さらにもう一つのを引き抜いて、、、という感じで汗だくになりながらの進行で著しく体力を消耗。いや、このラッセルは一人では厳しい・・・!

登山道も完全に消えてしまい、地図とコンパスをにらめっこしながら、こっちかな?とか思いながら足を踏み入れると、雪の吹き溜まりで体全体が埋まってしまって脱出するのにまた一苦労。
一時間弱歩いても1kmも進めない時点でもうだめぽ。というわけで、さっさと小屋まで引き返しました。カイ・シデン曰く「こういうときは臆病なくらいがちょうどいいのよね」というのは山でも真理ですし。
そんなわけで丹沢山山頂の山小屋で一泊することに。
小屋の夕食。山小屋の夕食って大体期待しないものなのですが、まさかのご馳走。。。!布団もふかふかでしたし、天国でした・・・! 小屋は週末にもかかわらずたったの4人。皆さん、私と同様、ヒーコラいいながらたどり着いたようで。ここで山談義に大いに盛り上がりました。翌日は来た道を引き返したのですが、小屋で知り合った方と交代しながらラッセルをすることで、カナリのスピードで下山することが出来ました。(冒頭はその方の後姿です)
日帰りの予定が一泊二日の小屋泊まりの今回の山。いやはや、フィギュアを持っていって八甲田山ごっこだっ!とかやろうかと思ったのですが、軽くリアル八甲田山でしたw まぁ気温は高めでしたし、登山者は多いしで、雪が想定外に深いことを除けば、確かにこの時期の丹沢ではありましたが、そんなわけでフィギュア写真は今回はナシ!
最後に一枚。
というわけで、雪だ!山だ!ラッセルだ!でした。
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コメント
>リアル八甲田山
wwは、腹イタイww
うーん、
東北に住んでいる人間からすると
「なんでワザワザ寒い雪山に行くの?」
と思いますが…
山屋さんなら
「そこに雪山があるから」
ということになるのでしょうなぁ〜
植村直巳さんのようにはならないでくださいよ〜w
投稿: たん | 2012年1月22日 (日) 21時48分
雪山登山お疲れ様でした。
山小屋のお食事の豪華さに吹いたw
お腹も減っているところに、これはおいしいでしょうね~
もしやそのデカイ鹿も食べゲフンゲフン
投稿: | 2012年1月23日 (月) 18時54分
>たんさん
「何故わざわざ寒い雪山に行くの?」
ええ、それはそこに山があるから、、、!w
具体的な理由としては、雪山って街とはもちろん夏山ともまた違って、「異世界感」がパネェんですよね〜。
「俺はなんでこんなところにいるんだろう」感といいますか、そういうのが好きですね〜。
>
どうもです〜。
山小屋の食事の豪華さはホント素晴らしかったですね〜。
夕食は+1000円でしたが、コーラ一本500円の場所ですから、値段以上の価値は有りました。
鹿はどうやらこの辺の主のようで(塔太郎とかいうらしい)、食べたら祟られるかも?w
投稿: kent@hobby-toy-web | 2012年1月24日 (火) 10時38分